小田原城近くの観光名所「報徳二宮神社」訪問ガイド ~きんじろうカフェで味わう歴史と癒し~

観光

小田原市を訪れる際に見逃せない観光名所の一つが、報徳二宮神社だ。

小田原城のすぐ近くに位置し、歴史や文化に触れながらリラックスできるスポットである。

今回は、私自身が訪問した際の体験を交えながら、神社の魅力と名物「きんじろうカフェ」を中心に紹介する。観光客はもちろん、地元民や小田原でのデートスポットを探している人にもおすすめしたい内容となっている。

報徳二宮神社とは?

報徳二宮神社は、小田原市が誇る偉人、二宮尊徳翁を御祭神として祀る神社である。尊徳翁は、江戸時代に農村復興や経済再建に尽力した人物で、その教え「積小為大」は現代でも多くの人々に影響を与えている。

境内は厳かな雰囲気に包まれており、四季折々の自然が美しく、参拝客の心を癒してくれる。今回は、私と妻がかつて安産祈願をした縁もあり、元気に育つ我が子たちへの感謝の気持ちを込めて再訪した。

報徳二宮神社の見どころ

1. 神聖な参拝エリア

神社の鳥居をくぐると、広々とした参道が迎えてくれる。歴史を感じる拝殿で参拝し、日々の感謝や願いを込めることで、心が洗われるような清々しい気持ちになる。

また、境内はとても整備されており、お宮参りや七五三など、お祝いごとでの参拝や記念撮影などにも素敵な環境が嬉しいポイントだ。

2. 家族やデートにも最適な「きんじろうカフェ」

参拝後の休憩には、神社内にある「きんじろうカフェ」がぴったりだ。

このカフェは、以前「Cafe 小田原柑橘倶楽部」として利用されていたエリアがきんじろうカフェとして増床され、後述の呉汁をゆったり楽しめるさらに魅力的な空間となっている。

カフェでは、歴史と文化を感じながら、地元の味覚や特製ドリンクを楽しむことができる。

きんじろうカフェの魅力

名物メニュー:呉汁セット

きんじろうカフェのおすすめは、二宮尊徳翁が江戸時代に食していた「呉汁」を現代風にアレンジしたセットメニューだ。

呉汁とは?

呉汁は、大豆をすりつぶして作られる日本の伝統的な味噌汁である。

この呉汁セットには、地元の小田原漁港で水揚げされた地魚の炊き込みご飯も付いており、海の幸を堪能できる内容となっている。尊徳翁が「小田原の魚は美味しい」と語っていた逸話も紹介されており、当時の生活に思いを馳せながら楽しむことができる。

また、セットには「まなびの水」と呼ばれる二宮尊徳の教えを記したペットボトルの飲料水や、解説冊子が付属しており、食事を通じて歴史や教えについて学ぶことができるのも魅力の一つだ。

「積小為大」の教えが、彼が19歳という若さで得た気づきであったことを知ると、その偉大さに感動を覚える。

特製コーヒーやマキアート

きんじろうカフェでは、二宮尊徳をモチーフにした特製コーヒーやマキアートも提供している。

ホッと一息つけるドリンクメニューは、参拝後のリラックスタイムに最適だ。木目調のインテリアに包まれた温かみのある空間は、小田原デートの立ち寄りスポットとしても人気が高い。

周辺の観光スポット

報徳二宮神社を訪れる際には、周辺の観光名所も併せて楽しむとより充実した一日を過ごせる。以下は、私が今回訪れたスポットの一部だ。

小田原お堀端 万葉の湯(万葉の湯 小田原館)

小田原駅近くにある温泉施設「万葉の湯」は、旅の疲れを癒すのにぴったりな場所だ。天然温泉を使用した広々とした浴場で、体も心もリフレッシュできる。

パン屋巡り

小田原市内には地元の素材を活かしたパン屋が多数存在する。特に、カフェの隣接店や駅周辺のベーカリーは、観光途中の軽食にもおすすめだ。

御幸の浜

御幸の浜は、神社からほど近い海岸で、静かな波音を聞きながらリフレッシュできるスポットだ。青い海と開放感が心地よく、夕方には美しい夕日も眺められる。

かまぼこ通り

小田原の名物である「かまぼこ」が軒を連ねるエリア。試食を楽しみながら、地元ならではのお土産を選ぶことができる。

報徳二宮神社へのアクセスと基本情報

  • 所在地:神奈川県小田原市城内8-10
  • アクセス
    小田原駅東口から徒歩15分。または、小田原城から徒歩約5分。
  • 駐車場:あり(神社敷地内および周辺に複数のコインパーキング)

まとめ

報徳二宮神社は、歴史や文化、そしてグルメを一度に楽しめる小田原観光のおすすめスポットである。参拝で心を清めた後は、「きんじろうカフェ」で呉汁セットや特製ドリンクを味わいながら、二宮尊徳翁の教えに思いを馳せるひとときがおすすめだ。

さらに、神社周辺には御幸の浜やかまぼこ通りといった観光名所も多く点在しているため、一日を通して小田原の魅力を存分に楽しめる。小田原を訪れる際には、ぜひ報徳二宮神社を訪れ、その豊かな歴史と心温まる体験を味わってほしい。

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