小田原や松田エリアにお出かけや観光で来訪した際に、コーヒー好きの方はぜひ立ち寄ってほしいお得なコーヒー屋さん「ブルックス」がある観光スポット「ビオトピア」について、実際に筆者が訪問した体験をもとに、徹底紹介する。
2022年4月10日には、ついに温泉水を活用したスパやフィットネス施設の総合リゾート空間「レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spa」もオープンしたので、最新情報を追記した。
- はじめに
- me-byo valley BIOTOPIA -未病バレー ビオトピア-とは?
- ビオトピアにある施設(2022年4月オープンのスパも追加!)
- 筆者おすすめのマルシェはこんな感じ
- マルシェに来たら見逃せない! 「コーヒーの箱売り」
- フレンチレストラン カフェ サンジャック
- 2022年4月新規オープン施設「レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spa」とは?
- レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaではなにができる?
- レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaの利用料金やプランは?
- さいごに
はじめに
小田原に移住して暮らしていると、じつに多様な景色が目に飛び込んでくる。
背景は東京ディズニーランドの美女と野獣エリアに描かれたような、雄大かつ美しい山々と広い空。
その手前には、賑わう小田原の市街地やショッピングモール。
東京に住んでいた身としては、じつにおもしろい景色である。
東京ではそもそも空が狭かったな。
コンクリだらけのビルやマンションに囲まれ生活していると、
多摩川や荒川、江戸川などの河原なんかに行くだけで、素朴な開放感を味わえるような暮らしだった。
筆者は練馬のマンション14階に住んでいたが、それでもなお、周りに同程度のマンションが多いし、結局みえる眺めもビルやマンションなので、小田原ほど癒やされるような景色ではなかった。
そんな小田原エリアの景色のなかに、ひときわ目立つ、異様で巨大なオフィスビルがそびえ立つ場所がある。
「me-byo valley BIOTOPIA -未病バレー ビオトピア-」だ。
最初は、長年小田原に住んでいる妻に案内されて行った。
あまり聞き慣れない「未病」というワードや、まるで宗教施設の総本山のようなビルに、なにかゾワゾワとした抵抗感を感じたのをよく覚えている。
なにせ、丘陵地帯にぽつんと存在する巨大な建造物が浮いて浮いて、少し怖さすら感じる。
だが安心してほしい。
このme-byo valley BIOTOPIAは、神奈川県が事業を公募し、大井町と、株式会社ブルックスホールディングスが共同提案を行い事業を推進している、
食も癒やしもアウトドアも充実した体験型施設だったのだ!
me-byo valley BIOTOPIA -未病バレー ビオトピア-とは?
神奈川県足柄上郡大井町の自然豊かな丘陵地帯にある。敷地は東京ドーム13個分。
とにかく広い。
レストランやショップのあるマルシェ棟。
テナント・ワーケーションスペースのあるオフィス棟。
スポーツのできるアリーナ。
のんびり昼下がりを楽しめるガーデン。
ワンちゃん連れは見逃せないドッグラン。
余暇はオートキャンプ場。
球技のできるフィールド。
そして広大な敷地の森や自然を謳歌できる遊歩道まで、なんでもある。
ここは、心身の「健康」と「病気」の変化の過程を表す概念「未病」をテーマに、「食」「運動」「癒やし」をとおして、老若男女問わず健康で活力的な「未病の改善」を楽しみながら感じられるテーマパークのようなものだ。
2022年4月現在は以下のような施設があり、4月10日に第2期オープンを遂げた、温泉やフィットネスなどの癒やしを味わえる「Les Thermes(レ・テルム) BIOTOPIA fit & Spa」も開業!
オートキャンプやスポーツもできて温泉スパやフィットネスも楽しめるとなると、これからのアウトドアやアフターコロナのアクティビティにはもってこいのスポットになるだろう。
ビオトピアにある施設(2022年4月オープンのスパも追加!)
ビオトピアには、おおまかに以下の施設がある。
- マルシェ(おすすめコーヒーもここで販売されている)
- レストラン
- オートキャンプ場
- キッチンスタジオ
- サテライトオフィス
- ワーケーションスペース
- テナントオフィス
- レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spa(リゾート空間でリラックス・リフレッシュできる大人向けの体作り・運動施設。2022年4月10日オープン)
ここでは、ライトブラウンが基調になっていて、落ち着きつつも明るい雰囲気で買い物やグルメを楽しめるマルシェ棟をご案内していこう。
筆者おすすめのマルシェはこんな感じ
ここがこの記事でもっともイチオシのスポットだ。
ビオトピアのマルシェには以下のようなコーナーがある。
- 日本酒ワイン・輸入品
- 伝統的工芸品
- 発酵・自然食品
- 特産品
- 野菜・果物
- ブルックス商品、厳選菓子
- アロマティックビューティ
- リフレッシュフォレスト
このように、地元の方も観光の方も楽しめる商品がたくさん揃っており、ショッピングだけでも十分楽しめるようになっている。
そして今回とくにご紹介したいのは「ブルックス商品、厳選菓子」コーナーだ。
ブルックスコーヒーは多様なテイストのドリップコーヒー(ブレンド・ストレート)をはじめ、お茶やココア、GABA入りのコーヒーなど、王道のコーヒーから特徴的なドリンク素材まで多様に揃っており、眺めるだけでもバリエーションが多彩で楽しいお店だ。
上記のストリートビューの左側エリアが、ブルックスコーヒーとお菓子売り場だ。
コーヒーの隣にお菓子もあるが、そのまた隣にはコーヒーと、ぎっしり左側のエリアがコーヒーまみれなのだ。
売り場もかなり広い。
コーヒーももちろん充実しているのだが、それ以外にも、季節限定の紅茶や煎茶などが大袋で売っていたり、変わったブレンドのお茶もあり、家族みんなで楽しめるメニューが揃っている。
筆者は夏に買った、ミント風味のついた緑茶のティーバッグが家族に人気だった。商品名は失念してしまったが……。
あまり変わったものは好きでないが、それは普段から飲むには普通に美味しいと感じた。
マルシェに来たら見逃せない! 「コーヒーの箱売り」
衝撃のお得なコーヒーを爆買い!
いろいろと紹介したが、これからが本題である。
筆者はいままで、こんなデカイ箱でドリップコーヒーが売っているのを見たことがない。
ここはコストコか!?と思えるように、箱の圧がすごい。
こんな魅惑のお得なコーヒーが、平然と壁のように並んで売っているのだ。
10gたっぷりのドリップバッグが9種類、121袋も入って3,980円!
この値段はなかなかお得ではないだろうか?
コストコサイズで安いコーヒーや、メーカーが謎の大袋の製品も見かけるが、ここは安心のブルックスの公式店舗である。
安心感とともに、購買意欲をそそる誘惑が凄い。
ちなみに、筆者は日々テレワークのため、これを箱買いしている。
なにせお得すぎるし、マルシェに行くたびに多彩なコーヒーが詰まった大きなダンボールを抱えて買えるお得感がとても楽しく、中毒性が高いのだ(笑)
初めて来訪した際は、「安かろう悪かろう」と思っていたのだが、よくみると豆の種類は10種類、かつ高価格帯のブルーマウンテンブレンド「楽園のブルマンブレンド」や日本人好みの深みのある苦みとしっかりとしたコク「癒やしのバリ」、最近発売された新しい「魅惑のインド」なども入っている!
それにも関わらず、ドリップバッグ1個あたりの価格は約31円だ。
安い……。
さらに筆者が2021年に訪問した際は、ポイントが貯まったということで、なんと大袋のココアラテと珈琲カプチーノをゲットできた。
ただでさえ安くてお得なのに、大袋が2つまで無料でついてきて、大満足である。
さらに、魅惑の施策にハマったのだが、それに加えて、レジにてドリップコーヒーのつかみ取りも開催されており、確か500円で1回、片手で掴み取れるだけバラのドリップコーヒーをゲットできた。
ブルックスのなかでは比較的高単価のグルメコーヒー(癒やしのバリやハワイコナブレンドなどだったと思う)のドリップバッグを20袋近くとった記憶があり、そう考えるとお得度も楽しさも相まって、テンションがあがった記憶がある。
実際の味は?
酸味の引き立つキリマンジャロやモカなどのストレートから、日本人好みの苦味が強めの「ヨーロピアンブレンド」や「癒やしのバリ」など、幅広くバリエーションが揃っているので、自身にあうドリップコーヒーが見つかると思う。
個人的には「ヨーロピアンブレンド」と「癒やしのバリ」が好きだ。
コクがあって、酸味が強すぎない。典型的な日本人好みの味だと思う。
最近筆者はデロンギの全自動コーヒーマシンマグニフィカS(ECAM22112B)を導入したので、こんどは豆のままでも購入してみようと思う。
なお、初めてなのにいきなり巨大なハコで数百個入りを買うのは勇気がいると思うので、最初は以下のような体験用のお得なアソートで試すとよいだろう。
このマルシェの近くに住んでいなくても、現在オンラインで
お試しで52袋も入って1,980円(初回は送料無料)のキャンペーンをやっているようなので、試飲してみるのもよいだろう。
ブルックスコーヒーのあるビオトピアのマルシェの営業情報
営業時間 | 9:30 – 17:00 |
定休日 | 年末年始 |
電話番号 | 0465-85-1120 |
フレンチレストラン カフェ サンジャック
ビオトピアのマルシェ棟には複数のレストランがあり、和食レストラン「瑞穂丿里」、フレンチレストラン「Café Saint-Jacques (カフェ サンジャック)」がある。
筆者は以前「フレンチレストラン Café Saint-Jacques (カフェ サンジャック)」にてランチを楽しんだ。
ここはカジュアルなフレンチで、至福のひとときを過ごすことができる。
主なランチセットは2セットある。
メインディッシュを「チキンのグリル・小田原漁港直送の魚料理」または「やまゆりポーク料理」から選べるAセット(カフェサン・ジャックランチセット)と、ハワイアンな雰囲気のプレートにチキン料理と多彩なヘルシーおかずが乗るBセット(カフェサン・ジャックリゾートセット)がある。
いずれも、2種の焼きたてパンやスープ、デザート、ドリンクなどがついている。
筆者はAセットのやまゆりポークをチョイスしたが、ふわふわジューシーな豚肉のステーキとヘルシーな野菜などで彩られたプレートが美味だった。
写真をみるとわかるが、スープはトマトをベースにした、とっても具だくさんのスープだった。
テラス席はペット同伴でゆったり食のひとときを楽しめるので、ワンちゃん連れにもおすすめ。
フレンチレストランと銘打ってはいるが、店内には、米粉を使ったパンやスイーツもあり、カフェのように美味しいコーヒーとともに気軽にひといきつくこともできる。
「未病」改善を意識したヘルシーな献立になっているので、美容や健康を意識する方にも安心して美味しくいただけるお店になっている。
店舗詳細
営業時間 | ベーカリー&カフェ 10:00 – 17:00 ランチ 11:30 – 14:00 (なくなり次第終了) |
定休日 | 年末年始 |
電話番号 | 0465-85-1135 |
席数 | 店 内 : 約100席 テラス : 約50席(テラスは雨天不可。空調なし。) 全面禁煙 |
2022年4月新規オープン施設「レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spa」とは?
ビオトピアに新規開業した「レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spa」は、「オートキャンプ」や「フィールド」のある南側に位置している。
オートキャンプ場とフィールドに挟まれた位置関係だ。
公式サイトでは、緑に囲まれながらリラックス・リフレッシュできる、大人向けのリゾート空間を謳っている。
当初、温泉関連施設と聞いていたので日帰り温泉のような施設かと考えていたが、健康維持や美意識の高い方、時間に追われて忙しい日常を送っている方に、ゆっくり身体と向き合い、運動を継続したいと考えている方に最適なフィットネス&スパ施設といえるだろう。
したがって、オートキャンプのついでに温泉でひとっ風呂、という利用用途とはすこし違うようだ。
レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaではなにができる?
公式サイトによると、提供されている体験はざっくりいうと以下だ。
- パーソナルプログラムで自分の身体の把握・気づき提供
- 弱アルカリ性pH8.2の美肌効果のある単純泉100%のスパで水中運動
- 緑あふれるパノラマの眺望で緑を感じながら、エアロバイクや音波振動マシンでシェイプアップ
- リラックスできるトリートメント施設
- アクアプログラムなど温泉水プールでのエクササイズ
- 温熱浴マシン利用可能
- プールサイドやデッキでのんびり過ごすこともできる
- 併設のプチサン・ジャックでヘルシーなスムージーや軽食を楽しめる
- 売店(ブティック・デテルム)もあるので、ヨガマットやバランスボールレンタル、ウェアや雑貨なども購入可能
これらから推察するに、美容意識が高い、または運動不足で悩んでいる方が、自身の身体を診断し、最適なプログラムを温泉水スパを中心に実施できるのが軸となりそうだ。
また、スムージーやヘルシーな軽食も提供されることから、ビオトピアのコンセプトでもある自然の恵みが集まる「食」、身体を整える「運動」、五感を開放する「癒し」の観点から総合的にリフレッシュできるスポットとなりそうだ。
レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaの利用料金やプランは?
プランは、2022年4月現在、4種類の通常プランと、1種類の初回専用単発プランがある。
レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaの通常プラン
レギュラー会員:月額52,500円(税込)
曜日関係なく、全日いつでも利用可能なフルプラン。
ウィークデイ会員:月額30,000円(税込)
土日祝日を除く平日のみ利用可能なプラン。
ウィークエンド会員:月額20,625円(税込)
土日祝日のみ利用可能な休日専用プラン。
10タイム会員:180日以内の10回分70,000円(税込)
約半年間に10回利用する場合にオトクなプラン。
後述の初回ビジターの単価よりお得な、回数券的プラン。月額利用よりも様子をみながら通いたい場合などによさそう。
レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaの初回利用プラン
初回利用ビジター(1回のみ):全日1回8,800円(税込)
初めて体験する場合は、初回ビジター料金で体験するかたちとなる。
1回のみ利用可能となるので、初回限定の体験プランのような扱いだろう。
レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaで利用料以外にかかる費用
なお、これらの利用費用以外に、入会金(通常プランのみ、税込12,100円)と事務手数料(通常プラン税込2,200円、初回ビジター税込500円)がかかる。
初回ビジターの利用後、ずっとコンスタントに継続できそうなら10タイム会員以外のプランに申込、不定期に10回くらい試したい場合は10タイム会員が便利そうだ。
10タイム会員は曜日の制約もないので、仕事が曜日関係なく不定期に入る方にも利用しやすそう。
法人会員はお問い合わせくださいとのことで、福利厚生としての活用も、従業員には喜ばれそうだ。
レ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaの営業情報
施設(プール、スタジオなど) | ブティック・デテルム(売店) | プチサンジャック(軽食) | |
平日・土曜 | 4月~10月:10時~20時 11月~3月:10時~18時 | 4月~10月:10時~18時 11月~3月:10時~17時 | 11時~17時 |
日曜・祝日 | 10時~18時 | 10時~17時 | 11時~17時 |
メンテナンスは月に1回あるようなので要確認だ。
2022年4月時点で、施設内の詳細はフロアマップや利用の流れ、売店や軽食で何を販売しているかなどの情報は公式サイトには載っていない。
今後情報がアップデートされる可能性もあるので、興味がある方は公式サイトも参照するとよいだろう。
2022年4月時点では、6月までの入会に適用可能な期間限定キャンペーン情報も掲載しているので要チェックだ。
さいごに
「me-byo valley BIOTOPIA -未病バレー ビオトピア-」のマルシェ棟(のまだ一部)やレ・テレム -Les Thermes- BIOTOPIA fit & Spaの最新情報についてご紹介したが、ビオトピアは広すぎて1回ではまったくまとめられなかった。
今回は、マルシェ棟のブルックスコーヒーとレストランをメインにお伝えした。
なお、筆者はビオトピアで他にも遊歩道や竹林なども散策し、あちこちに魅力的なスポットを見つけたので、そのあたりも別の記事でお伝えしていければと思う。